いつまでも夜勤で消耗しないために

2019年12月29日

おはようございます。今日はいい天気ですね。
今日のテーマは介護の仕事です。

介護職の人は夜勤があったり、土日にも出勤したりとだいぶ日常生活に支障をきたすような労働環境下に置かれていると思います。
もちろん土日休みが絶対だとは思いませんが、子どもがいる人は土日が休みの方が何かと都合がいいんじゃないかなと思います。
以前に夜はしっかりと睡眠をとって、朝に活動しましょうといった趣旨の記事を書きましたが、夜勤ってその趣旨からしたらほぼ対極のようなことだし、脳にも体にも悪いです。

噂によるとハゲの原因にもなるらしいですねw
一応の仮眠は設定されているものの、一人夜勤で全く休憩時間が取れない職場もあるし、正直言って言葉は悪いですが、入所施設の職員は夜勤でじわじわと使いつぶされるというのが現実です。

それがその先のステップアップを見据えてのものならずっと夜勤をやるわけじゃないからいいかもしれませんが、問題は一生現状のままでいいよという人です。
「ぼくは生涯現場主義だ!」みたいなこだわりがある人ならそれでいいと思いますが、特に考えることなく今のままで別にいいかという人は本当にそれでいいのか考えた方がいいと思います。
夜勤手当である程度給料が増えているとはいっても、いずれ病気になって夜勤手当以上の医療費がかかってしまうようなら無駄働きになってしまうと思います。

そこで、今回は入所施設の介護職員からのステップアップについて考えていきたいと思います。
エンジニアで言う上流工程のようなものですが、ステップアップしたからって大して給料は増えないどころか、夜勤手当がいい職場だったら給料が下がる可能性があります。
ただ、長期的に医療費とかを考えればステップアップしといた方がいいと思います。

介護職員からのステップアップ例

① サービス提供責任者
② ケアマネジャー
③ 相談員
④ 事業所の施設長など
⑤ 独立

① サービス提供責任者

これは比較的なりやすいと思います。
訪問介護事業所や通所介護事業所(デイサービス)が主な職場だと思います。
あと住宅型有料老人ホームには訪問介護事業所が併設されていることがほとんどなので、有料老人ホームで働くという選択もあります。(おすすめはしないけど。)
サービス提供責任者は基本的に夜勤禁止です。(千葉県だったか流山市だったかの条例ではそうです。)

なので、大変さはありますが夜勤をして働くよりは確実に自分の体を大事にできます。
そもそも楽な労働って探してもほとんどないか、ほとんどお金にならないかのどっちかでしょうね。

② ケアマネジャー

この職業は非常に有名だし、ステップアップ先をこの職に考えている人はそこそこいると思います。
介護職員からのステップアップだと、まず介護福祉士の資格を取ってから5年働く。
それによってケアマネジャーの受験資格が得られるので、そこから試験を受けて資格を取ることでケアマネジャーになることができます。
なので、その下積みと考えて期間限定でやるなら夜勤ありの入所施設の職員をやるというのは別にアリだと思います。

ケアマネジャーにも色々あって、施設のケアマネジャーだったり居宅介護支援事業所のケアマネジャーだったりと同じケアマネジャーでも職場によってどんな人向けに関わっていくのかが変わってきます。

③ 相談員

これは介護福祉士の資格があればなれます。
特養だったり老健だったり、またはデイサービスだったりというところに必ず決められた人員配置の基準があります。
最近は出世意欲が低い人が多いので、めちゃめちゃなりやすくなっていると僕は思います。
ただ、内部昇格はなかなか時間がかかるので、手っ取り早く相談員になるには転職するのが一番早いと思います。僕も相談員の募集がある施設に相談員希望で転職しました。

募集も結構少なくないです。多分上に書いた出世意欲の関係でしょう。
現場にこだわりがなければ、夜勤がないしいいと思います。
営業活動もしますが、一般企業の営業ほどビジネスマナーとかにはうるさくありません。

欠点があるとすれば営業活動がものすごくアナログな感じで、メールでOKな相手がほとんどいないことですかねw

FAXはめんどい。

④ 事業所の施設長など

難易度は高いですが、これも選べるなら選びたいですよね。
僕は老健で働いているし、医師ではないので転職しないと施設長にはなれませんがw
責任のある仕事ではありますが、自分の裁量で物事が決められるというのは非常にうらやましいですね。

意外と転職サイトを見ると施設長の募集があるので、受けてみるのもいいかもしれませんね。
ちょっと考えてみようかな。

⑤ 独立

結構需要はあると思います。
特に訪問介護事業者とかは結構不足しているし、いいかもしれません。
入所施設の需要はものすごくありますが、職員が集まるかどうかが結構無理ゲーな感じなので、おすすめはしません。
他には講演活動や、資格取得学校の非常勤講師など、結構いろんな活動がありそうな気がします。

このようにいろいろとステップアップの選択肢があるので、いろいろ考えてステップアップを考えてみることをおすすめします。
自分の体を健康に保たないと、長生きをしても自分が楽しくない可能性が高いです。