今までの当たり前は当たり前じゃない

2019年12月26日

おはようございます。随分寒いですね。
今回のテーマはタイトルのとおりで、今までの当たり前に対しての異議を唱えていきたいと思います。

最近では昔と比べて情報がとても増えていますし、人によって何を情報源としているのかというのも色々とあると思います。
あと、当然どんな人の影響を受けているかというのも人それぞれですし、政党がたくさんあるように政治思想も人によって違うと思います。
ただ、この国は政治に対する意識が低いとはおもいますが。(義務教育で愛国心をなくすような教育しかしないから仕方がないと思うけど)

情報が増えていることや情報源が多様化していることで、価値観も多様化していると思います。
それによって、今までの当たり前は当たり前じゃなくなるということも全然あると思います。

今までの当たり前の例

① いい大学を出ていい企業に就職するのがよい
② 雨の日はバイクには乗れない
③ 日本は先進国

個人的にはこの例に挙げた3つのことはマジで古いと思います。
1つずつ簡単に掘り下げていきたいと思います。

① いい大学を出ていい企業に就職するのがよい

これに関しては反論がめちゃめちゃ多いと思います。
でもこれは現実だったりします。

なぜかというと、いい大学を出ていい企業に就職っていうのは基本的に終身雇用が前提となっている考え方だと思います。
でも最近トヨタ自動車の社長が「終身雇用を前提にすることが限界になっている」ということをおっしゃっていました。

5月7日に日本経済団体連合会(経団連)の定例会見の席上、中西宏明会長(日立製作所会長)が終身雇用制度について、「制度疲労を起こしている。終身雇用を前提にすることが限界になっている」、「雇用維持のために事業を残すべきではない」などと発言し、大きな話題となりました。

トヨタ社長「終身雇用難しい」発言をどう読み解くべきなのか – Livedoorニュース

おそらくこれからは終身雇用という仕組みが徐々に壊れていくと思います。
実際、今までさんざん会社をやめることが悪いことだという価値観がはびこっていましたが、ここ最近は転職する人がとても多いような気がします。

とりあえずいい企業に就職しとけば安心だっていうのは崩れると思います。

② 雨の日はバイクに乗れない

とてもよく言われることです。僕は雨の日にバイクに乗るのが好きですが、それを人前で言うと異常者のように思われがちです。
でも繊維の技術は日進月歩で進んでいるので、撥水性の高いアウターが多数出てきていています。
ヘルメットも頭から顔までしっかり覆うようなものがあれば顔もぬれません。
路面が滑りやすいっていうのも、タイヤが結構進化しているし、フロント二輪のバイクがヤマハなどから登場しています。

このように、雨の日は乗らないというのはもう当たり前じゃないと思います。

③ 日本は先進国

海外に移住している人とかがよく言っていると思いますが、「日本はもう先進国じゃない。」ということです。個人的には発展途上国でも先進国でも後進国でもなくって、衰退国だと思っています。

実際にITとか自動車関連を見ていると思うのが、規制が多すぎて新しいことに挑戦が全然できないということです。
後は会社とかがいい例なんですが、稟議的なことが複雑すぎてスピード感がなさすぎるということです。
ここまで行くと、規制が少ない海外の方が新しいことに挑戦しやすい状況です。
新しいことに挑戦できないというのはどう考えても先進的ではないですよね。

もはや東南アジアの大都市の方がよっぽど先進国っぽいような気がします。

最後に

今回のテーマは今までの当たり前が当たり前じゃないということでした。
意外と人の考え方は昔から変わらないことも多いですが、それでは時代に取り残されてしまうなど、あとで後悔することになる気がします。

昔を大切にするのは大事ですが、常に考え方をアップデートしていくのはもっと大事だと思います。