ブログと動画のどっちに力を入れたらいいの?【これからは動画の時代とのことですがちょっと考えてみましょう】

こんにちは、こなです。
よくインフルエンサーの人たちが「これからは動画の時代ですよ。」っていうお話をされているのをよく見かけます。
それについて考えてみましょう。
ふーん、動画の時代なんだ。
じゃあブログはオワコンなの?
ほぼ毎日更新してるメリットはあるの?
オワコンと言われがちだけど、個人的にはまだオワコンじゃないと思ってます。
なぜかというと、動画で情報収集しようとすると何度も一時停止しなきゃいけないし、出てきた言葉をググろうにもコピペができないからっていうのがあります。
そっか。
じゃあなんで2020年は動画の時代なの?
じゃあ今日はそれを考えていきましょう。
考えられることをリストアップしましょう
なぜこれから動画の時代っていわれているのか

ざっくり3点にしぼってみました。
- 次世代通信技術(5G)のサービスが2020年に開始される。
- YouTubeに企業や有名人が参入してきている。
- インターネットを使っている人間の多くは受け身。
これが動画の時代になるっていわれてる理由なんだね。
ちょっとこれだけだと分かりにくいから説明が欲しいんだけど。
そうですね。
ひとつひとつ掘り下げていきましょう。
5Gのサービスが2020年に開始される
そもそもの話なんだけど、5Gって何?
多分みんなわかんないと思うよ。
そうですね。
まず5Gって何?っていうところから始めていきましょう。
そもそも5Gって何?
まずWikipediaを見てみましょう。
第5世代移動通信システム(だいごせだいいどうつうしんシステム)。英語: 5th Generation, 「5G」と略記される。1G、2G、3G、4Gに続く無線通信システムである。
第5世代移動通信システム – Wikipediaから引用
詳しくはこちらのリンクからWikipediaを参照してみてください。
簡単に言うと「5G」っていうのは第5世代移動通信システムのことで、2020年から日本国内で順次サービスが開始される予定です。
Gは「Generation(世代)」の略です。
5Gの特徴は大きく分けて3つで
- 超高速化
- 超多数同時接続
- 超低遅延
とされており、それぞれどんなメリットがあるかというと、
- 超高速化によって、4Kや8Kなどの容量の大きい動画が通信速度を気にせず快適に見られるようになります。
- 超多数同時接続によって、IoT(Internet of things/もののインターネット)の普及が進みやすくなります。
- 超低遅延によって、自動運転精度の向上や遠隔治療などの正確性が求められるシステムに役立ちます。
ちょっと難しいね…。
もうちょっとわかりやすく教えてほしいな。
そしたら次の項目で4Gと5Gの簡単な比較をしてみましょうか。
4Gと5Gの違い
4Gは現行のLTEって呼ばれてるものですね。
5Gと同じく、第4世代移動通信システムの略称です。
4Gから5Gに変わることで何が変わるかというところを表にまとめてみました。
4G | 5G | |
通信速度 | 最大1Gbps | 最大20Gbps |
同時接続数 | 10万台/1km2 | 100万台/1km2 |
遅延速度 | 1/100秒 | 1/1000秒 |
この表をわかりやすくかみくだいていくと、
- 4Gでも結構速かったのにその20倍の通信速度になる。
- 10倍の台数の機器と接続できるようになる。
- 遅延速度が1/10になることで、タイムラグがものすごく削減される。
もっとかみくだくと、4Gでダウンロードに2分くらいかかるような大きなデータも、5Gになれば理論的には6秒くらいでダウンロードが完了するといった感じです。
同時接続数が10倍になることで今までスマホやPCばっかりがインターネットに接続されていたところから、自宅の家電だったり窓や玄関の鍵だったり、自動車や飛行機などの乗り物、ドローンや自動運転車両などの遠隔操作など、ありとあらゆる機器がインターネットに接続して使われるということが考えられます。
かなり性能が違うっていうのはわかったんだけど、そのおかげで何ができるの?
そうですね。
次の項目では5Gで実現できるといわれているものを挙げていきますね。
5Gで何ができるのか
4Gから5Gに変わることで何ができるようになるのかを考えていきます。
- 高画質なライブ配信
- スポーツ観戦のマルチアングル化
- 正確な遠隔操作
- 自動運転
- IoT化の推進
この5つをかみくだいていくと、
- 高画質で大容量の映像をサクッとダウンロードして視聴できるので、リアルタイムで臨場感のある映像が配信できるようになる。
- 手元のスマホなどの端末やVR機器を使っていろんな視点からスポーツを観戦できるようになる。
- 災害の被災地などの危険な場所で重機を遠隔操縦して2次災害を防ぎやすくなる。
- インターネットと自動運転車両をつなげて周囲の状況を車両側がしっかり把握することで、正確で安全な自動運転が実現しやすくなる。
- 今のGoogle Homeみたいに自宅の家電や扉の鍵などを遠隔操作できることに加えて、医療・福祉などでは手術の正確さアップやセンサー類など機器の連携が実現しやすくなる。
あとは1つ目とかぶるけど、テレビ会議がしやすくなるので在宅ワークがしやすくなって、家庭と仕事を両立させやすくなると思います。
ぼくが特にいいと思っているのはこの在宅ワークがしやすくなるところですね。
今のところは出勤して働いていますが、将来的には間違いなく在宅ワークをしたいので。
ぶっちゃけ会社員(団体職員)をやってると子育てへの参加がかなり無理ゲーになるんですよ。
結構定時を守れていて月の残業時間が10時間以内と少なめなぼくですらこのザマですから、残業しまくってる社畜たちはおそらく育児時間は限りなくゼロに近いでしょう。
ぼくは子どものために頑張って働いて稼がなきゃっていう考え方は嫌いだし、納得できません。
なんか今までできなかったことがいろいろあって混乱しちゃった。
そうなんですよ。
便利なんだけどそれを使いこなせるのかっていうのもテーマになりそうですね。
それはそうと、IT後進国の日本国が5Gを使いこなせるのか
日本は法規制が厳しくて、新技術の導入に関して言えば他の国にかなり遅れを取りやすいです。
実際、今時点でITに関しては中国はもちろん、東南アジア諸国にも追い抜かれているように思います。
事実、最近ブロガーのマナブさんがバンコクで撮影されたVlog的な動画を見たり、バンコクの画像検索をしたりすると、めちゃめちゃすごい大都市になっちゃってます。

もはや圧巻としか言えないレベル。世界の大都市岡山ネタを見てるみたい。
ネット環境や作業環境が整っていてリモートワークが非常にやりやすいそうです。
多分、日本でリモートワークが浸透するかっていうとぶっちゃけ望み薄かなと思います。
なぜかというと大企業のえらい人は頭の固い人が多くて、昔の価値観をそのまま今まで引きずってる人が多い気がするからですね。
他には上司がマネジメント方法を変えられないことも考えられます。
上司が部下を監視することで今まではマネジメントをしてきていたので、なかなかそれを変えることができないということですね。
でもぶっちゃけそれって部下を全く信用していないっていうことになるような気もします。
嫌な上司ですね(笑)
クラウドのグループウェアがあって、テレビ会議が簡単にできる環境があれば在宅ワークなんて結構簡単にできると思うんだけどね。
そんなところから、ぼくはこの国で5Gが本格的に機能しだすのはまだまだだと思っています。
便利は便利でも使うのは人だから始めは大変だよね。
あとはそれに対応したものをたくさん作らなきゃだろうしね。
そうそう、それなんですよね。
新しい技術だって使うのは人間だから、個人差がものすごくあるし大変なんですよね。
さて、とりあえず5Gについてはここまでとしておきますね。
YouTubeに企業や有名人が参入してきている

最近はテレビによく出てくるような芸能人がYouTubeを始めてて、すごく豪華な感じになったよね。
うん、そうですよね。
今までテレビでしか見られなかったような人が結構動画を出してますね。
YouTubeって最初のころは一般の人ばっかりだったと思うんだけど、気付いたらもはや芸能人もたくさん参入してきているし、企業広告もものすごく増えています。
最近だと江頭2:50さんがYouTubeに進出されて、ものすごい速さでチャンネル登録者数100万人を超えていてものすごかったですね。
YouTubeで活躍している有名人
江頭さん以外にもいろんな人がYouTubeで活動されてますよね。
たとえば
- ダルビッシュ有選手
- 高木豊さん
- 里崎智也さん
- キングコング梶原さん
- 所ジョージさん(世田谷一郎名義)
- 川口春奈さん
など、他にもかなりの有名な人が活動されています。(野球関係者多いね。)
やっぱり皆さんネームバリューがあるのでたくさんの登録者がいます。
有名人の参入によって、さらにYouTubeの視聴者が増えてきているはずで、さらに動画の需要が伸びていくとぼくは考えています。
もちろんエンタメ系の参入障壁は高いとは思うんだけど、別に全部のジャンルで参入障壁が上がっているかっていうとそういうことではないと思います。
芸能人の人が入ってきたら一般の人に勝ち目あるの?
エンタメ系ならないかもしれないですね。
でもそれ以外の分野だったらそうとは限らないかもです。
参入障壁が高いからってやらない理由にはならない
ぼくは主にバイクに乗って動画を撮る「モトブログ」をメインに活動を始めていますが、特にこの分野には有名人の方が参入する様子はないように感じます。
あとビジネス系のジャンルは元々有名人が参入していたのであんまり変わらないように見えますね。
ただ参入障壁が高いっていうのはチャンネル登録とか再生数の話だけであって、始めるだけならぶっちゃけ誰でもできます。
動画を投稿するのは自由なので皆さんも特に気負わずYouTubeに投稿してほしいです。
でも収益化できなきゃ失敗って言われるんじゃないの?
ちょっと自信がないなあ。
ぼくのチャンネル登録者数はこの記事を書いてる時点では32人だけど、別に失敗だと思ってないですよ。
始めなかったらずーっとチャンネル登録者数ゼロですし。
むしろ始めないのが一番ぼくにとってはよくないです。
インターネットを使っている人間の多くは受け身

特に動画を見ている人たちは受け身の人が多いと思います。
この人のこの動画を見たくてYouTubeを見ている人って少ないと思います。
ぼくは基本的にみる動画を決めていて、主に「脳筋ライダー」さんや「Seabird」さん、あとは「鈴木ゆゆうた」さんなど見る動画を見終わったらそのあとは基本的に見続けないようにしていますが、多分多くの人はこうやって見るチャンネルを決めてるわけじゃないと思います。
おそらく最初の1個目の動画だけ気が向いた動画を見て、あとは「次の動画」として自動的に再生される動画を順々に惰性で見ている感じなんじゃないかなあ。
簡単なたとえとしてはテレビのチャンネルをずっと変えずに見続けるような感じですね。
ぼくの知ってる人にはそういうテレビ感覚の見かたをしてる人が多いです。
なので、「次の動画」に乗るようになったら結構伸びるんじゃないかな。ぼくも目指さないといかんね。
それはともかく、芸能人などがYouTubeに進出することによってその人の動画を見たいよっていう人もそこそこ増えると思います。
それでも、やっぱりなんとなく暇だから見てる人が多いことには変わりないんじゃないかなあ。
テレビと一緒で暇つぶしに見てる感覚の人が多いから、多分「これが見たい!」って言ってみる人は少ないんだろうね。
たまたま再生した動画が面白ければ「これは面白い」ってなってつまんなかったら「クソ動画〇ね」ってなるようなイメージだね。
そうだね。
そんな感じで見てる人が多いんじゃないかなあ。
職場でなんとなく世間話をした感じだとそんな風な声が多かったと思います。
本当に動画の時代になるのか

ぶっちゃけ完全に動画だけが生き残って、テキストコンテンツが根絶やしになるような極端なことはないと思います。
その理由として考えられることもリストアップしましょう。
- インターネットがこれだけ普及しても新聞はなくなっていない。
- テキストの方が動画より短時間で情報を得られる。
- 個を活かした発信力がないと動画は見られにくい。
- マンガなど、テキストをうまく利用したコンテンツはまだまだ現役です。
動画の時代っていう割には動画だけにはならないんだね。
完全に動画だけになるっていうことは多分しばらくないと思いますね。
何十年もあとのことだと予想がつかないけど、近い将来にテキスト媒体が完全になくなることは考えづらいです。
これもまた掘り下げていきましょう。
インターネットがこれだけ普及しても新聞はなくなっていない

確かに新聞はオワコンって言われてますし、ぼく自身も新聞を読むことはほとんどないです。
でも新聞は発行部数こそ減っていますが、まだまだ購読者がいます。
おそらく新聞には新聞の、インターネットにはインターネットの、テレビにはテレビの…など個別に広告媒体としての効果が違っていて、それぞれいいところと悪いところがあるっていうところで力関係が変わったところで消滅はしないっていうことなんじゃないかなと思います。
一部の人からオワコンって言われているものでも、人によっては必要なものかもしれないし、なくなったら困るかもしれないっていうだけで残している可能性もあるんだけど、それにしたってそこそこの需要があるんじゃないかなとは思いますね。
人によっては新聞が情報源という方もいると思いますし、テレビや動画などのコンテンツと比較すると情報を得るという意味でもテキスト媒体から情報を得るのか、それとも映像媒体から情報を得るのかという違いもあるし、どんな情報収集の仕方がその人に向いているかっていうのもあるのかなって思います。
確かに新聞を毎日読んでる人は減ってるけど、まだまだ読み続けてる人は結構いるよね。
情報収集の仕方も人によって違うしね。
テキストの方が動画より短時間で情報を得られる

上の項目で書いた通り、テキスト媒体から情報を得るのか映像媒体から情報を得るのかという違いと、どちらの方がその人その人に合った情報収集方法なのかということもあるかなって思います。
ちなみにぼくは手っ取り早く情報を得たいときは、動画を見ずにブログ記事やニュース記事を、つまりテキスト媒体から情報を得ることが圧倒的に多いです。
YouTubeで活動はしていますが、ぼく自身が見るのはぶっちゃけ動画よりブログの方が多いです。
よくいろんな人がYouTubeの動画を見てたらすぐ時間が過ぎちゃったっていうお話を聞くんですが、ぼくの場合はあんまりぶっ続けで動画を見る体力がないので、割とすぐ動画は見なくなったり、寝落ちしたりしますw
自分の動画は見るという視点じゃなくてチェックとか編集っていう目的で見るからなんとか見続けていられるっていう感じですね。
発信する側としてどちらの方が作りやすいかって言ったら、最近はぶっちゃけ動画の方が作りやすいかなって思ってます。
でも見る側としてはブログの方がぼくはいいですね。
自分のペースで情報を得られるということと、見ながら実践するのがやりやすいっていうのも大きいです。
確かに作業をやりながら調べ物をするときって、動画よりテキストの方が手っ取り早いし、参考にしやすいね。
個を活かした発信力がないと動画は見られにくい

なかなか難しいことだとは思うし、ぼく自身も出来ているかどうか定かではないけど、その人らしい発信のしかたとか、あとはその発信者自身のブランディングというかキャラづくりをしたうえでのキャラを活かした発信っていうのが大事なのかなってぼくは思っています。
そのために最近はキャラづくり的なことに取り組んでいて、
- 仕事帰りに原付で店舗仕入れをする人
- 夫婦でせどらー
- 毎朝ランニングをする人
- トリシティという変わったバイクに乗っている人
この辺りがぼくがやっているキャラづくりですね。
特に夫婦で協力してせどりをしている人って少ないと思います。
せどり熟練者の方から聞いた話によると、配偶者の反対があって梱包や納品の作業が自分の家でできないような方もいるようです。
それは置いといて、キャラづくりのお話に戻ると、どんな人に自分の動画を見てもらいたいかっていうことや、どんな内容の発信をするかっていうことなど、しっかりと考えていく必要があるっていうことですよね。
いろいろ考えて発信しないと見てくれる人を増やすのは難しいんだね。
マンガなど、テキストをうまく利用したコンテンツはまだまだ現役です

実際漫画って面白いですよね。
とかいいながら、紙媒体の漫画本はあんまり読まないですけどね。
ぼくの場合は主に電子コミックを読んでいて、よくkindleで漫画を買って読んでいます。
古本市場やブックオフにせどりの仕入れに行くことが多いんですが、立ち読みしている人はいつ行っても何人かいるし、やっぱり漫画の人気は衰えないんじゃないかなって思います。
作品によることもありますが、漫画とアニメで結構印象が変わることもありますし、それぞれに良さがあるので、漫画がなくなることはまず考えられないですね。
店舗せどりで仕入れた漫画を検品するんですが、ついつい読んでしまうこともよくありますし、それだけ漫画って面白いっていうことですよね。
確かに漫画は面白いし、考えてみたらテキスト媒体の一種ではあるよね。
アニメより漫画の方が面白い場合の方が多いような気がするし、なくなることはないよね。
まとめ

とりあえずは5Gの時代とはいえ、ものすごくガラッと世の中が変わるかっていうと、すぐに変わることはないんじゃないかなって思います。
ゆっくりと時間をかけて変わっていくと思います。
まとめてみると、まず動画が優位な理由として、
- これからは動画の時代だと言われている。
- 企業や有名人がYouTubeに参入してきている。
- インターネットを使っている人の多くは受け身になっている。
という点を挙げました。
これに対して、まだまだ動画一辺倒にはならないであろう理由として、
- インターネットがこれだけ普及していても新聞はなくなっていない。
- テキスト媒体の方が映像媒体よりも短時間で情報を得ることができる。
- 個を活かした発信ができないと、なかなか動画を見てもらうのは難しい。
- マンガなど、テキストをうまく利用したコンテンツはまだまだ現役です。
という点を挙げました。
ぼくの考えとしては、動画が5Gによって見やすくなるかどうかはともかく、テキストにはテキストの、動画には動画のよさがあると思うので、動画の需要が伸びていくのは間違いないとは思いますが、テキストがなくなることは考えにくいなって思います。
ただ、動画の方がしばらくはもてはやされていくのかなと思うので、ずうっと動画の時代になるかどうかはともかくとして、一過性の動画ブームにはなると思うし、そういう流れだと思います。
なので、動画配信を今から始めてみるのもいいかもしれませんね。
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